【自家製無農薬小麦】パウンドケーキについて

原材料から作るお菓子屋さん、お菓子工房ゴドーです。

今回はお菓子工房ゴドーが作る自家製無農薬小麦のパウンドケーキのご紹介です。

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パウンドケーキとは

もともとパウンドケーキとは、「卵、砂糖、バター、小麦粉」を「1ポンド(pound)=約450g」ずつ使って作られたことからその名がついています。

つまり、卵、砂糖、バター、小麦粉を同量ずつ混ぜればできるんですね。焼きっぱなしのお菓子ですがバターの量が多いのでしっとり、ずっしりとした味わいです。

お菓子工房ゴドーのパウンドケーキ

お菓子工房ゴドーでは、卵、砂糖、バター、小麦粉を同量にしていません。また、普通のパウンドケーキと違い、おからと米飴を加えるようにしています。素材にこだわり、小麦粉は自家製で無農薬・化成肥料不使用のものを、米飴も自家製のものを使っています。

レシピは以下のとおりです。

  • バター 231g
  • 卵 192g
  • 国産中力小麦粉(自家製) 154g
  • きび砂糖 128g
  • おから 48g
  • 自家製米飴 62g

普通のパウンドケーキとレシピが異なるのは国産自家製の「中力粉」を使っているからです。お菓子を作る際は、グルテンの少ない薄力粉を使うのが一般的です。グルテンが多いと焼き上がりが硬くなってしまったりするんですね。

ですからパティシエは、通常の外国産薄力粉で作ったパウンドケーキと比べても違和感のないレシピを作り上げるのに苦労したそうです。砂糖を控えめにしていますがそれだと焼きあがりに影響が出てしまうので、生地に米飴を加え、さらに焼きあがった後、表面に米飴を塗ることでしっとり感を出しています。

今では「これが自分のパウンドケーキ!」と言い切れるまでのものが出来たと言っています。

そんな大事なレシピを公開していいのか、というツッコミもありそうですが、「同じ材料をそろえるのはほぼ不可能だし、どうやってうちのお菓子が出来ているか知って欲しい」という思いで、お菓子工房ゴドーではレシピを公開しています。

レシピと作り方はこちら

お菓子工房ゴドーのパウンドケーキレシピ

自家製の米飴についてはこちら

麦芽を使った自家製米飴の作り方を解説しています。

小麦の生産についてはこちら

2017年の小麦(フクサヤカ)作り 事前準備、種をまく量、まき方などについて
小麦が発芽してから一回目の除草(草取り)についてです。まさに「原材料を作る」お話です。

商品の紹介

お菓子工房ゴドーでは、季節によって手に入る野菜や果物を使って様々なバリエーションのパウンドケーキを販売しています。そのため、ほとんどの商品が期間限定のものとなっています。現時点で定番となっている商品をご紹介します。

甘酒パウンドケーキ

甘酒パウンドケーキ

広島県三原市の銘酒「酔心」の酒粕を使った、甘酒風味のパウンドケーキです。大人向けの味わいで、お酒に弱い方やお子様にはご遠慮いただいております。

キャラメルパウンドケーキ

キャラメルパウンドケーキ

久井高原牧場の生乳を使って作られたキャラメル風味のパウンドケーキです。

玉ねぎジャムのパウンドケーキ

玉ねぎパウンドケーキ

新玉ねぎのジャムをトッピングしたパウンドケーキです。バターの風味と玉ねぎの味わいが絶妙です。

玉ねぎパウンドケーキのレシピはこちら

パウンドケーキと合わせると美味しい、意外な「玉ねぎジャム」の作り方

イチジクのパウンドケーキ

イチジクパウンドケーキ

干しイチジクをトッピングしたパウンドケーキです。イチジクは三原市深町産、農薬不使用のものを使用しています。

栗のパウンドケーキ

栗パウンドケーキ

三原市深町産の栗を渋皮煮にしてトッピングしたパウンドケーキです。秋の限定商品です。

その他

その他季節に応じてニンジン、キャベツなどその時旬のものを使ったパウンドケーキを販売しています。

ギフトセット

お菓子工房ゴドーではパウンドケーキを詰め合わせたギフトセットも承っております。

6個入り、10個入りからお選びいただけます。こちらは直接お菓子工房ゴドーまでご用命いただくか、オンラインショップにてご注文ください。

農薬・化成肥料不使用の自家製小麦を使ったスイーツを販売するお菓子工房です

ばら売りのパウンドケーキについてはJA三原産直市道の駅「神明の里」、広島県福山市の「いこうさんのお店」で主に取り扱っていただいております。

自家製小麦と自家製米飴が他に無い味わいを醸し出す、お菓子工房ゴドーのパウンドケーキを是非ご賞味ください。

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