原材料から作るお菓子工房ゴドーです。
今回はお菓子工房ゴドーの主力商品、「農家キャラメル」のご紹介です。
目次
こだわりの原材料
農家キャラメルの材料は、
- 生乳
- きび砂糖
- 米飴
と、いたってシンプルですが、その分素材にこだわっています。それぞれのこだわりを解説します。
生乳
生乳は三原市久井町の「久井高原牧場」から仕入れたものを使用しています。生乳とは絞ったままで、加熱殺菌をしていない状態の牛乳、言わば絞りたての牛乳です。
通常お店に並んでいる牛乳は何らかの加熱殺菌処理が行われており、一般の消費者が生乳を手にする機会はほとんどありません。
久井高原牧場では、お菓子などの原材料に使っても問題のない生乳を作っているため、お菓子工房ゴドーではこの生乳をキャラメルの材料として使えています。
久井高原牧場で育てられている牛さんたちです。(音量にご注意ください)
久井高原牧場は昭和53年から酪農をされているということです。来年で40年ですね。今は機械で搾乳していますが昔は手で絞っていたとのこと。
久井高原牧場では、牛糞を堆肥にして販売しています。お菓子工房ゴドーでは麦の栽培に久井高原牧場の堆肥を使っています。
ちなみにこの大きな機械を操作しているのは牧場の奥様です。
米飴
お菓子工房ゴドーのキャラメルは、滑らかな口当たりを追求するため自家製の米飴を使っています。
米飴の作り方についてはこちら。
米飴を作るのにはアミラーゼという酵素が必要です。お菓子工房ゴドーでは、そのアミラーゼとして麦芽を使っています。
先ほど書いたように、麦芽を作るための小麦を育てるのにお菓子工房ゴドーでは久井高原牧場で出来た牛糞堆肥を使っています。
堆肥が麦を育て、麦が麦芽となり、麦芽を使って米飴を作る。
出来た米飴は久井高原牧場の生乳と合わさりキャラメルが出来る。
こうして、お菓子工房ゴドーと久井高原牧場の二つの農家の協力のもと、お菓子工房ゴドーのキャラメルが出来ています。
丹念に作られる生キャラメル
素晴らしい素材が集まったら、次はキャラメル作りです。
作り方自体は材料を混ぜ合わせ煮詰めるだけ、とシンプルですが、焦がさないようにじっくりと、時間を掛けて作られています。
材料を合わせて煮詰め始めます。
段々キャラメルらしい色になってきました。
半分以下になるまでじっくりと煮詰めて完成です。
冷やし固めて均等に切ります。ここも手間が掛かるポイント。
紙に一個一個包んで箱に入れて完成です。
麦農家と酪農家、二つの農家がコラボレーションし手間隙掛けて作られた「農家キャラメル」はオンラインショップでも販売しております。是非一度ご賞味ください。
農家キャラメルのレシピはこちら