原材料からつくるお菓子屋さん、お菓子工房ゴドーです。
バースデーケーキなどでカラフルなケーキをご用命いただくことがあります。見栄えのするケーキは見て楽しく食べて美味しいけれども着色料が気になるところ。
今回はお菓子工房ゴドーで使っている着色料の話です。
目次
人工的なものは使わない
結論から言うと、お菓子工房ゴドーでは着色料に人工的な添加物は使っていません。
素材に徹底的にこだわり、小さなお子さんでも安心して食べられる安全なものを、という想いからです。
中心となる原材料の小麦を無農薬・化成肥料不使用で作っておきながら、人工的な着色料を使ってしまっては本末転倒ですよね。
ではお菓子工房ゴドーではどのようにしてカラフルなお菓子を作っているか、実例を交えご紹介します。
アンパンマンのバースデーケーキ
先日ご用命いただいた、アンパンマンのバースデーケーキです。
アンパンマンの顔部分をどうやって着色したかというと、
ピンク:フランボワーズ
茶色:チョコレート+生クリーム
黒:チョコレート
です。
意外と天然のものでも色をつけ、ご要望に沿ったものを作ることが出来ます。
飛行機のクッキー
組み立てて楽しい、食べて小麦の味が分かると評判の飛行機のクッキーです。飾り付けにアイシングで模様を描いています。
こちらの模様は赤と緑の二色ですが、それぞれ
赤:マルベリー(桑の実)
緑:大麦若葉
を使っています。
特にこのクッキーは組み立てて楽しめるという点でお子様向けなので、飾り付けをしつつも人工的な着色料を使わないように配慮しています。
三原色のうち、青が難しい
今まで見てきた中ですと、使われている色はピンクや赤などの赤系、薄緑などの緑系、茶色系が主でした。
これらはベリーや大麦若葉、チョコレート、そしてそれらの組み合わせで再現することができます。
しかし青系統は天然の着色料を探すとなると難しいそうです。
…が、パティシエは青系統の着色料についても何か秘策がある様子。
こちらについてはパティシエからの種明かしがありしだい、またお知らせしたいと思います。