稲の収穫も終わり、これから秋にまいた野菜の収穫が楽しみな時期ですね。
私のように農業を生業としていなくても、趣味で家庭菜園をやっていらっしゃる方もいるかと思います。
新しく家庭菜園を始めてみたい!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここでは農地の小さな区画を借りて行う家庭菜園向けの、「とりあえずこれがあったら農作業が出来る」お勧め農具3点をご紹介します。
目次
前提
畝立てをする必要があまりなく、ある程度(1aくらい)の面積がある市民農園のような場所を想定しています。
三角ホー
その名のとおり、三角の刃がついたクワ(ホー)です。
とても使い勝手がよく、特に除草、畝の成型、中耕などに便利です。
備中ぐわのように畑を深く耕すのは苦手ですが、ある程度であればこれ一本でもなんとかなります。クワ界の万能選手といったところです。
もし三角ホーを購入するのであれば、柄が丈夫でしっかりしたものを選ぶようにしてください。私は安い三角ホーを使っていたとき、テコの原理で草を根っこから取り除こうとして柄を折ってしまったことがあります。
柄の良し悪しが判らない場合は、柄がステンレスのものを選ぶのも良いでしょう。
収穫バサミ
トマト、キュウリ、ナスなどの果菜類や、小さめの葉物野菜などを収穫するときに使います。ばねが仕込んであるものを選ぶと収穫するときに楽です。
鎌
畑に生えた雑草を取る時や、大き目の葉物野菜(キャベツ、ハクサイなど)を収穫するときに活躍します。
ある程度大き目のサイズのものが良いでしょう。使ったら必ず土を落とし、たまに研いであげると長く使えます。失くしやすいので柄に目印となるようなものを付けておくのも効果的です。
まとめ
- クワ、収穫バサミ、鎌が最低限あった方が良い
- クワは三角ホーが万能で使いやすい
家庭菜園を始めるのに最低限あった方がいいものを3つ、厳選して挙げてみました。実はこれ、私が独立就農する際に師匠から贈られたものでもあります。「これでもう明日からでも農業できますよ」と言われたのを今でも覚えています。これから家庭菜園を始めたい(時期的に遅いですが)という方のお役に立てれば幸いです。